当院の精密歯科治療・マイクロスコープ治療について
当院のマイクロスコープ治療は15年間と、この歯科業界においてもかなり長い歴史があります。
私、院長中澤がマイクロスコープと出会ったのはアメリカ歯科留学以前になります。
2007年今から15年も前の話です。当時はマイクロスコープどころかメガネ型の拡大鏡すらも99%以上の歯科医師が所持使用していない時代でした。
(残念ながら、現在の歯科医師も50%ほどしか歯科医師が所持しているのにとどまっていますが・・未だにマイクロスコープ普及率は1%と言われています。)
そのような歯科装置がだんだんと発達しているど真ん中の時代でしたが、私の勤めていたクリニックにはアメリカで歯茎の移植処置を専門とする歯科医師が
非常勤として歯周病治療をしに来ていました。その先生はマイクロスコープ治療を専門にした治療をアメリカで行っており、マイクロスコープ治療について熱心に技術を教えてくれました。その時代はマイクロスコープ所持してる歯科医院が日本に100軒もなくあまりに先進的な治療で毎日感動しながら治療したものです。
今は世界中に普及しマイクロスコープ治療は一般的になりました、治療道具の進化は歯科医療の進化です。
このような拡大装置は術野を明るく照らし、小さくて肉眼ではよく見えないものを大きく見せてくれる精密歯科治療には欠かせない道具です。
精密歯科治療の世界は一般の歯科とは大きく異なる事実を多くの患者様の知ってもらいたいと思う今日この頃です。
執筆者情報
院長/歯科医師
中澤 玲 Rei Nakazawa
岩手医科大学歯学部を卒業した後、すぐに顎関節治療の勉強に没頭し、 多面的な目線で顎関節の治療を行う。 その後、アメリカ・ボストン大学に留学し、世界で注目される治療や歯科材料に目を向け研鑽し、審美治療やインプラント治療においては、ドイツ大手のインプラント会社のインターナショナルインプラントインストラクターに任命され、活躍している。
日本インプラント学会、ブラジル審美治療学会論文投稿や歯科雑誌への執筆、2013、2014年とブラジル審美治療Marcelo Daltro先生を個人的に日本に招聘し共同で講演活動を行う。インプラントの本場ドイツでもFrank Zastrow先生と講演活動を行っている。 2014年はドイツのインプラント専門医達の間では解消されていない問題である『顎関節症とインプラント治療』についての講演を行った。
世界でも著名な審美治療医師の一人、Dr.Iñaki Gamborenaと共同講演を日本GC社で開催。高水準のディスカッションにより多数の賞賛を得た。自身でも若手歯科医師向け年間コースを2014年に開設し、日本国内でも各地で講演中。